つばさの話

この数日間
流産した事。その後私に起こった事。
言葉にしたいのに、うまくまとまらなくて。
どう言葉にしたらいいのか…
と、考えている。
下書きを何度も修正して保存してる。
何回かに分けて、下書きだった日記を公開していこう。


流産から半年が過ぎた。
悲しみを乗り越えて、それから自分の心と向き合って。それまで避けていた妊娠や流産に関する色々な物を読んでみようって思えるようになって。
胎内記憶、中間生記憶についてを知っていくなかで、やっと答えが見つかったような気がする。

こんなに辛い事なんて、きっとこの世にないんだろう。ってくらいの哀しみを味わった。
よく耳にする「流産」だけど、自分が体験して初めてこの哀しみがわかった。
この哀しみを知らなければ、私は何も変わらなかった。今までと同じような日々を過ごしてた。

だけど、哀しみの中。
自分の感覚が今までと違う事を感じて。
それをどうしても無視することができず、直感と閃きを頼りにただ進んでいった。



あの時、私の元にやってきた命は
私を成長させるために来てくれたんだ。
命をかけて。


そう思えた時に、ストンと全てが腑に落ちた。
「あぁ…そうだったんだね。ありがとう。」
って、自然と言葉があふれた。


あの日、病室で小さな小さな10センチほどの君を家族で見送れて本当によかった。
大きすぎるくらいの棺の中で、小さな小さな頭に小さな帽子を被って妖精みたいだった。
こんなにまでも尊い魂だったんだね。
あの時は哀しくて哀しくて、何も分からなかったけど。
君が命をかけて私を成長させてくれたから。
私は色々な事が分かった。成長できた。

ありがとう。
君が命をかけて教えてくれた事を胸に
君が導いてくれた道をこれからまっすぐに進む。
つばさくん。ありがとう。